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事例12:2番目医院のカルテサマリーで初診日を立証
     し、統合失調感情障害で2級受給

 桜木さん(仮名 30代男性)から、次のような相談がありました。「現在通院中のE病院の山本先生(仮名)から障害年金を勧めまれました。しかし、初診は10年位前で、しかも遠方なので、自分で手続きをする自信がありません。」

 後日、来所された桜木さんに通院歴を伺いました。「大学での人間関係が上手くいかず同級生から嫌がらせを受け気分が落ちこみ、A心療内科を受診したのが初診です。数回通院しましたが、A先生はあまり話を聞いてくれないので、B精神科に転院しました。B先生に『うつ状態』と診断されました。」

 調査の結果、A心療内科は廃院していました。2番目のB精神科に受診状況等証明書(初診日の証明書、以下「受証」と言う)の作成を依頼しました。出来上がった受証には、A心療内科からの紹介状は添付されていませんでした。これだけでは、初診日立証のための証明力が弱いので、B精神科に「初診がAであることの手がかりはなにかありませんか?」とお伺いしました。すると、B先生は、電子カルテのサマリ―に「平成22年4月から8月にA心療内科に受診」という記載があることを発見し、そのサマリーのコピーを郵送してくださいました。これを添付した「受証が添付できない申立書」によって、初診日を立証することができました。

 次に、病歴・就労状況等申立書(以下「申立書」と言う)の作成のために、発病以来のしんどさの移り変わりを聴き取りました。桜木さんは、次のように語られました。「B精神科に通院しながら大学卒業後、なんとか就職できました。しかし、情緒不安定で些細な事で先輩社員に激怒し怒鳴りつけてしまいました。職場での人間関係が破綻し、退職しました。自宅にひきこもり、何の気力もわかず、一日中横になっていました。家族の勧めでE病院を受診しました。なぜだか急にハイテンションになり全能感が湧く時があります。しかし、それも長続きせず、一転して、また気力が無くなってしまう。他人が何か話していると、すべて自分の悪口だと感じる。他人のしぐさの全部が自分を嫌っていることの意思表示に感じる。E病院の山本先生に『統合失調感情障害』と説明されました。」

 統合失調感情障害は、気分障害統合失調症との両方の特徴を同時期にあわせもった病態です。桜木さんの場合は、双極性障害気分障害の一種)と統合失調症との両方です。

 山本先生は、申立書も参考にして診断書を作成してくださいました。その結果、桜木さんは、障害基礎年金2級を受給されました。

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