運営:鈴木健司社労士・精神保健福祉士事務所
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知的障害とは、精神機能の発達が停止した、あるいは発達が不全な状態です。具体的には、発達の時期に発達が遅いことで明らかになる、認知、言語、運動、社会的能力などの障害です。①知能が平均より有意に低くIQ(知能指数)が70未満であること、➁年令に比べて低い社会的能力であり、そのことにより不適応が生じていること、③18歳未満の発達期に現れている知能障害であることの①~③がそろっていることが必要です。
「病歴・就労状況等申立書」の欄1に出生~幼稚園、2:小学校、3:中学校、4:高校、5:現在、と時期を記入して、それぞれの時期に、以下に例示しているできごとについて、具体的にエピソードを記入してください。
★出産の前後の様子について(母子手帳を参照してください)
・正常出産かどうか(逆子だった、へその緒が首に巻きついていた、陣痛促進剤を使用した、早産だった、仮死状態だった)
・出産時の体重は?(未熟児のため保育器を使用した)
★生まれてから発達の遅れを指摘された時の状態 同い年の子どもと比べて
・身長、体重の伸び ・歩き始めた時期 ・言葉の出だした時期 ・目線が合わない ・理由もわからず泣き続ける ・オムツが取れない ・他の子どもと一緒に遊べない、関心がない ・言葉が増えない ・定期健診で発達相談などを勧められた
・集団の輪に入れない ・仲間はずれにされる ・一人を好む ・いつも先生と一緒 ・子ども同士の会話についていけない ・会話にならない ・独語がある ・騒がしいのを嫌がる ・パニックになる ・落ち着きなく走り回る(多動)ため目が離せない ・運動についていけない、楽器が使えない ・同じ遊びを延々続けている ・オムツのとれた時期など身辺の自立が遅れる
・学校は地域の学校か特別支援学校(養護学校)か
・学習は何年生の時点でつまずきましたか?(一桁の足し算、引き算、暗算、九九、割り算、分数、国語の文章題の理解、作文、漢字の読み書き、時計が読めない、手先が不器用なため家庭科や工作が苦手、スポーツのルールが理解できない)
・成績は?
・学習の遅れにともなって、特別支援学級(養護学級)を勧められたか
・友人関係につまずきはなかったか(友だちはできたか、いじめはなかったか、同級生と対等に遊べない、コミュニケーションが一方的で相手の気持ちが理解できない)
・いじめなど困ったことを他人に伝えられたか
・理由もわからず学校に通うのを嫌がることはあったか
・学校の先生から障害についての指摘や進路についての助言はあったか
・特別支援学校(養護学校)ですか?または、それ以外の学校に行きましたか?
・学校での学習の内容と成績
・進路に関しての先生の意見と結論(進学を勧めたか、就職を勧めたか)
・これまでに就職した業種と仕事の大まかな内容、期間
・勤務時間を守ることはできたか ・仕事のスピードについていけたか
・上司の指示を理解し、従えたか(複数の指示への理解)
・同僚との関係は良好だったか ・最低賃金を割っていなかったか
・就職活動に援助は必要だったか(ハローワークへの同行、面接への同行、面接の失敗)
・長時間の就労に耐えられたか
・作業所や職業訓練に通ったことがあるか、そこでの様子は?
・家事全般の様子 ・福祉サービスの利用状況(どんな援助が必要か)
・現在の生活(自宅、単身、グループホーム)、将来の生活の場の見通し
・就労の現状と見通し(上司や同僚への挨拶、連絡や報告・指示に対する理解、同僚との意思疎通、作業能力、ジョブコーチなどの援助の必要性)
・健康、情緒の具合いと通院の状況、服薬の必要性(睡眠の乱れ、多動)
・こだわりから生活、仕事に支障をきたしていないか
・思い通りにならない時に、座り込んだりパニック、粗暴行為などがあるか
・適切な金銭感覚が身についているか(借金などないか)
・金銭詐取や暴力の対象になっていないか
・家族関係は良好か(粗暴な行為などないか)
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