運営:鈴木健司社労士・精神保健福祉士事務所
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上野さん(仮名 50代男性)は、機械メーカーで、営業に従事していました。平成20年5月頃から、業務中に先輩社員3名から、拳骨や工具でこぶができる程、頭部を殴られたり、「ボケ」「死ね」「辞めてしまえ」等と大声で怒鳴りながら蹴られる等の暴行・暴言を4ゕ月間、執拗に受け続けました。上野さんは耐えられなくなり、上司に訴えた所、上司にも暴力を振るわれた上、「うちはこういう会社だから、いやなら辞めてくれ」と言われました。上野さんは絶望し、不眠・偏頭痛・心臓が痛くなる等の症状が出現しました。
平成20年12月、脳神経内科を受診し、抗うつ薬等による薬物療法を受けましたが改善しないため、3ゕ月間休職後、平成21年7月、退職させられてしまいました。
上野さんは、業務中に上司達の暴行等によって精神疾患になり退職になってしまったので、労災申請を行いました。平成24年1月、「業務上の事由による精神障害」として労災認定され、休業補償給付・障害補償一時金を受給されました。
退職後、療養に専念されましたが改善が乏しいため、令和2年1月、精神科に転医、うつ病と診断され、現在も通院中です。上野さんは、障害厚生年金2級を受給されました。
加害者・会社は、いまもなお非を認めていません。上野さんは「いまでも、ふとした瞬間に当時のことを思い出し、心臓が痛くなります。会社は、謝ってほしい」と語っておられます。
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