運営:鈴木健司社労士・精神保健福祉士事務所
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(写真は本文とは関係ありません)
近藤さん(仮名 40代女性)は、事務員として働いていましたが、うつ病を発症したため退職し、療養に専念しても改善しませんでした。
主治医の川田先生(仮名)に、障害認定日(初診日から1年6ゕ月後)と現在の診断書を書いて頂き、5年分遡及して障害基礎年金2級を受給できました。
うつ病の方の中には、ある程度まで改善しているのにすっきりと良くならない、元の職場に戻れない、もしくは戻っても容易に再発する方がおられます。そういう方の中には、自己肯定感が低い方が多い、と言われています。自己肯定感の低さが、うつ病の原因というわけではないのですが、症状の回復、特に社会復帰や社会参加の障害になる場合がある、とのことです。
自己肯定感が低いために悩んでいる方に「自己肯定感が低いとよくないから高めなさい。自分を肯定的に捉え、自分の価値を認めなさい」と勧めても、自己に対する否定的、批判的評価と受け取られる可能性があります。近藤さんも「褒められても実感がわかず、虚しい」と述べておられます。頭で理解したり他者から言い聞かせられたりするのではなく、「自分には価値がある」「自分は存在してよい」と感じられる体験を繰り返すことで自己肯定感が高まる、と言われています。
近藤さんは、川田先生に勧められ、犬を飼うことにしました。犬を迎えて1年後の近藤さんの感想です。「抱っこすると温もりが伝わる。この子も生きているんだなぁ。私が死んでしまったら、この子を守ってあげられない。」
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