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Aさん(50代男性)の妻から、「夫は長年双極性障害で、B病院に通院していました。なかなか良くならない上に、障害年金も不支給になってしまったこともあって、C医院に転院しました。もう自力では無理なのではと思い、サポートして欲しいです。」と電話がありました。
ご夫婦そろって来所して頂き、病歴を伺いました。「他人の気持ちがわからず、周囲に気をつかう子供だった。中学でいじめられ不登校。ひとりになれるトラック運転手になった。トラック同士すれ違う時は手を挙げ挨拶するが、自分が挙げても、みんなに無視される。陰で悪口を言われている。うまく話せないので、イライラしケンカになる。」、とお話してくださいました。
「双極性障害、というより、むしろ、自閉スペクトラム症(ASD)なのでは?」と直感し、「C先生は、病名は何とおっしゃってますか?」と質問すると、「病名は、ハッキリと説明されてません。」とのことでした。
C医院とは懇意にさせて頂いている関係なので、PSW(精神保健福祉士)を通じて、C先生の診断を教えてもらいました。「(B病院の診断名の)双極性障害ではなく、ASDと診断している。ASDの特性にともなう気分変動や衝動性を躁状態と見誤られていた、と思われる。ASDでは常識のなさやこだわりからの浪費も見られ、自閉特有の大げさな感情表現と軽躁を間違えやすい。ASDの中でも特に一方的で押しつけがましいタイプと躁病との鑑別が難しい。ASDと双極性障害で共通する症状、「易刺激性(イライラ感)」、「多弁(切れ目なく喋りすぎたり、周囲の人が分かりづらいほどの早口)」、「活動性の増大(生産性、やる気、想像力が増大)」、などの見極めも難しい。」
そこで、幼少期からの生きづらさを詳しくヒアリングし、ASDの「病歴・就労状況等申立書」を作成して、C先生に提供し、それも参考にして、C先生は診断書を作成してくださいました。
Aさんは、無事に、障害厚生年金2級を受給することが出来ました。Aさん夫婦は、「長年、双極性障害の診断でB病院に通院していたのに、なかなかよくならなかった。もっと早くC医院に通院すればよかった。」と振り返っておられます。

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